敬老の日って、そもそも何の日だったんだろう。離れて暮らす祖父母に思いを馳せる九月

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敬老の日、海外の祖父母への贈り方を考える

*公開日: 2026年9月7日*
2026年9月、本日時点で敬老の日まであと2週間ほどです。
毎年この時期になると、スーパーの入り口に「祖父母へありがとう」というポップが並びます。私もつい先週、実家の母から電話がかかってきて「おばあちゃんに何か贈った?」と聞かれました。正直、毎年この時期は少し慌ただしくて、深く考えずに何かを贈って終わらせていた気がします。
けれど今年は、そもそも敬老の日ってどういう日なんだろう、と少し立ち止まって調べてみました。思っていたより奥が深くて、ちょっと恥ずかしくなったんです。今日はその話を書いてみます。

敬老の日のはじまりは、兵庫県のある村だった

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敬老の日のルーツは、昭和22年、兵庫県のとある村で始まった「としよりの日」だと言われています。当時の村長さんが「お年寄りの知恵を借りて村づくりをしよう」と提案したのが始まりだったそうです。
それが少しずつ全国に広がり、国民の祝日になったのが昭和41年。当初は「老人を敬愛する」という言葉が少し重たく受け止められ、名称や趣旨をめぐる議論もあったと聞きます。今のように「日頃の感謝を伝える日」という柔らかいイメージに落ち着いたのは、わりと最近のことだそうです。
贈り物を選ぶ前に、こういう背景を知っておくだけで気持ちの向き方が変わります。「義務でやること」ではなく「もともと感謝を言葉にするための日だった」と思うと、肩の力が抜けるものですね。

感謝を伝える日であって、豪華な贈り物をする日じゃない

敬老の日というと、つい立派なプレゼントを用意しなきゃと考えがちです。でも由来を辿ると、本来は「知恵を借りる」「敬う」という気持ちが中心にあった日でした。
そう考えると、電話一本でも、手紙一枚でも、十分にこの日の趣旨に合っているはずです。私の祖母は、去年電話でこんなことを言っていました。「プレゼントより、声が聞けるほうが嬉しいのよ」と。ちょっと拍子抜けしましたが、たぶん本音なんだと思います。

離れて暮らしていると、「声を聞く」だけでは物足りない日もある

とはいえ、遠くに住んでいると事情はもう少し複雑になります。
たとえば、若い頃に海外へ渡り、そのまま向こうで暮らし続けている祖父母がいる方も少なくありません。国際結婚をきっかけにアメリカやカナダに移り住んだ、というご家庭も最近は珍しくないでしょう。そういう場合、電話やビデオ通話はできても、時差があってタイミングが合わなかったり、日本のように気軽に手紙を出せなかったりします。
そういうとき、私は「形として残るもの」も少しだけ添えるようにしています。花や和菓子を送るのもいいのですが、住んでいる国によっては配送に時間がかかったり、そもそも取り扱いがなかったりすることもあります。
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海外にいる家族にプレゼントを贈りたいときの選択肢のひとつとして、オンラインで完結するギフトカードも意外と便利です。相手のスマートフォンにその場で届くので、時差を気にせず、離れていてもタイミングを合わせやすいのが魅力です。たとえばアメリカにギフトカードを送る方法を探している場合、現地の主要な店舗やサービスで使えるカードを選べば、届いたその日から使ってもらえます。こうした海外ギフトカード送り方の一つとして、オンラインギフトサービスを利用する家庭も増えているようです。海外に家族が住んでいる方向けのサービスのひとつに、ソーダギフトのようなものもあります。
大事なのは「何を贈るか」よりも、「相手が実際に使えるものかどうか」だと思います。祖父母がアメリカに住んでいるならアメリカで使えるもの、日本にいるなら日本で使えるもの。当たり前のようですが、これを間違えると、せっかくの気持ちが届かなくなってしまいます。

わが家のエピソード

私の場合、母方の祖母がカナダに住んでいます。若い頃に移住して、もう40年近くになるそうです。敬老の日という文化自体、あちらではあまり知られていないので、毎年「なぜ今日電話してきたの?」と不思議がられます(笑)。
それでも去年、電話の最後に「今日は敬老の日だから」と伝えたら、少し嬉しそうな声になったのを覚えています。文化を説明するところから始まる感謝も、悪くないものだと思いました。

最後に

敬老の日は、豪華な贈り物を用意する日というより、本来はもっとシンプルに「ありがとう」を言葉にする日でした。
もし今、離れて暮らす祖父母や親御さんが頭に浮かんでいるなら、まずは電話でも、短いメッセージでもいいはずです。そのうえで何か形に残るものを添えたいときは、相手が実際に住んでいる国で使えるものを選ぶ。それだけで、気持ちはちゃんと届くでしょう。
贈り物を決める前に、相手が普段どんなお店やサービスを使っているか、少し思い出してみるところから始めてみてください。それが、今年の敬老の日の一番の準備になるはずです。
2026年の九月、私も今年はちゃんと電話をかけてみようと思います。