海外に住む家族へギフトカードを贈るとき、私が今年気をつけていること

notion image

海外に住む家族へギフトカードを贈るとき、私が今年気をつけていること

*公開日: 2026年9月14日*
九月に入って、少し風がやわらかくなってきましたね。
そういえば、去年のちょうど今ごろ、カナダに住む姪の誕生日に、日本からギフトカードを贈ろうとしたことがあります。
「便利そうだから」と、深く考えずに日本のオンラインストアで使えるカードを選んでしまいました。届いた本人からは「ありがとう、うれしい」というメッセージが来たけれど、そのあとに小さく「これ、日本のアカウントじゃないと使えないみたいなんだけど…」と続いていて。
恥ずかしかったです。せっかくの気持ちが、ちょっと空回りしてしまった瞬間でした。
2026年の今、あらためて思うのですが、海外にいる家族へギフトを贈るとき、意外と見落としがちなポイントがいくつかあるんですよね。今日はその話をしてみたいと思います。

まず考えたいのは「その人が今どこで暮らしているか」

notion image
これ、当たり前のようで、実はいちばん大事なところだと思っています。
贈る側が日本にいると、つい「日本で人気のもの」「日本で自分がよく使っているもの」を基準に選んでしまいがちです。けれど、贈られる側がアメリカに住んでいるなら、アメリカで使えるものを。オーストラリアなら、オーストラリアで使えるものを。
シンプルなことなんですが、急いでいるときほど、ここを飛ばしてしまうんですよね。私自身がそうでした。
「日本のもの=特別」という気持ちは、もちろんわかります。けれど、実際に暮らしている国で使えないものだと、せっかくの贈り物が、しまいこまれてしまうこともあるんです。

「帰国したときに使ってね」は、優しさに見えて少し違うかもしれない

これも、私がやってしまった失敗の一つです。
「次に日本に帰ってきたときに使ってね」と伝えれば、フォローになると思っていました。けれど、よく考えると、誕生日や記念日といった「今、ここで」祝いたい気持ちと、それはちょっとずれてしまうんですよね。
贈り物の良さって、開けた瞬間に「あ、これ使える」って思えることだと、今は感じています。使えるかどうかわからないものを渡されて、次の帰国まで待ってね、というのは、受け取る側にとっては、ちょっとした宿題になってしまうかもしれません。
だからこそ、今住んでいる国で、今すぐ使えるものを。これがいちばんシンプルで、いちばん優しい選び方なんだと思います。

時差のこと、九月に改めて感じたこと

もう一つ、意外と忘れがちなのが時差です。
日本の夜が、アメリカ西海岸ではまだ朝だったりしますよね。誕生日の「その日」に届けたいと思っても、時差を考えずに準備を始めると、ぎりぎりになって焦ることになります。
私は今年、姪の誕生日の一週間前にはもう準備を始めるようにしました。国際便で何かを送るとなると到着まで日数がかかりますし、オンラインで完結する贈り物であっても、時差やタイムゾーンのずれで「思っていたタイミング」と少し変わることがあるからです。
notion image
余裕を持つこと。これだけで、当日の焦りがずいぶん減りました。

金額よりも、ちゃんと伝わる言葉を添えること

正直なところ、金額の大小よりも、一緒に添えるメッセージのほうが、離れて暮らす家族には響くものだと感じています。
「元気にしてる?」「あなたのことをいつも思ってるよ」という短い一言。これがあるかないかで、贈り物の温度がまったく違ってきますよね。
私は姪への贈り物のとき、失敗を反省して、今度はちゃんと本人に「今どこの国で暮らしているか」を確認してから、その国で使えるものを選びました。そして、メッセージには、失敗を笑い話にして「今度こそちゃんと使えるように選んだよ」と書き添えました。そうしたら、思っていたよりずっと喜んでもらえて。
気持ちは、選び方と、添える言葉の両方でできているんだな、と改めて思った出来事でした。

最後に、小さな一歩として

海外にいる家族へのギフトカード選びは、ちょっとしたコツさえ押さえれば、そんなに難しいことではありません。
  • 今、その人がどこの国に住んでいるか
  • その国で実際に使えるものかどうか
  • 届けたい日から逆算した準備のタイミング
  • 一言でいいから、気持ちを言葉にして添えること
海外への送金・ギフト手配のサービスの一つに、ソーダギフトのようなものもありますが、大切なのは、サービスそのものよりも「相手の暮らしている場所に合わせて選ぶ」という視点だと、私は思っています。
離れて暮らしていても、気持ちを届ける方法は、案外たくさんあります。今度誰かの誕生日や記念日が近づいたら、まずは「その人が今どこにいるか」を、もう一度確認するところから始めてみてくださいね。