カナダにいる子どもへ、荷物のかわりにギフトカードを送ってみた話——2026年夏

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カナダにいる子どもへ、荷物のかわりにギフトカードを送ってみた話——2026年夏

*公開日: 2026年6月29日*
息子がカナダに渡って、もうすぐ2年になります。
最初の1年は、帰国するたびに「次に戻るときに持っていこう」と思って、部屋の隅に荷物を積み上げていました。日本のお菓子、インスタントのお味噌汁、お気に入りのシャンプー。気持ちがそのまま形になったような小さな山。
けれど、ある日ふと気づいたんですね。荷物って、こちらの気持ちを届けるためにあるはずなのに、向こうに届く頃には「ありがとう、でも今は置く場所がなくて……」という返事になることが増えていた、と。
留学生って、意外と荷物の保管場所に困るんだそうです。シェアハウスのクローゼットは狭く、引っ越しも多い。こちらが「喜んでもらいたい」と思って送ったものが、向こうにとっては小さなプレッシャーになっていたかもしれない——そう気づいたとき、少し送り方を変えてみようと思いました。

荷物を送るより「その場で使えるもの」を考えてみた

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カナダで暮らす子どもに何かを贈るとき、一番うれしいのはなんだろう、と考え直してみました。
食べ物でも服でもなく、「あのとき、ちょっと助かった」という瞬間を作れるもの。たとえば、忙しい試験前にテイクアウトのコーヒーを一杯飲める余裕とか、疲れた夜にわざわざ料理しなくてもいいデリバリーの一食とか。
そういえば、息子が「スターバックスのギフトカードをもらったとき、すごく嬉しかった」と言っていたことがありました。授業の合間にコーヒーショップで一息つく、その時間がほっとできる、と。日本にいる私には想像しにくい日常の細かなシーンですが、向こうで生活している人にとっては、ちょっとしたギフトカード一枚が「日常の小さな贅沢」になるんですよね。
それから私は、物を送るよりもデジタルのギフトカードを送ることが多くなりました。

ギフトカードを「国境を越えて」送る、ということ

ここで少し壁を感じた方も多いかもしれません。私もそうでした。
日本のコンビニやスーパーで売っているギフトカードは、基本的に日本国内専用です。アマゾンのギフトカードでも、「amazon.co.jp」のカードをカナダで使おうとすると、アカウントのリージョンが違うため使えないことがほとんど。せっかく買って送っても、向こうでは「使えない」という悲しい結末になることがあります。
そこで大事なのは、**受け取る側が住んでいる国で使えるカードを選ぶ**、ということ。
カナダに住んでいるなら、カナダで使えるカードを。 アメリカなら、アメリカのカードを。
これだけのことなのですが、日本国内にいると、そのことが見えにくいんですよね。「ギフトカードはどこでも使えると思っていた」という声は、私の周りでも意外と多く聞きます。

受け取る側の国のカードを選ぶ、具体的なイメージ

たとえばカナダに住む子どもや友人に贈るなら、カナダで使えるブランドのカードが喜ばれます。
スターバックス・カナダのギフトカード(CA$10〜CA$100)は、コーヒー好きな方への定番です。カナダのスターバックスはアプリとの連携も便利で、学生にも社会人にも馴染みのある場所。「朝のコーヒー代に」という軽い気持ちで送れるのも、プレッシャーをかけないのでちょうどいい。
ウーバーイーツ・カナダのギフトカード(CA$50〜CA$100)は、料理する時間がないとき、疲れた夜にデリバリーを頼む余裕をプレゼントできます。これは「ゆっくり休んでね」という気持ちと一緒に渡せる贈り物。
ティム・ホートンズのカード(CA$25)は、カナダでは日常の象徴的なカフェ。「カナダらしいものを贈りたい」という方に向いています。現地に住む人ならほぼ全員知っているブランドで、「あ、カナダのことわかってくれてるな」と感じてもらえるかもしれません。
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これらのカードは、海外ギフトカードを扱うオンラインサービスを通じて、日本にいながら購入・送付できます。受け取る側はコードをスマートフォンで受け取るだけなので、荷物の受け取りや保管の手間も一切ありません。ソーダギフトもそういった海外向けギフトカードを扱うサービスの一つです。

「気持ちを届ける」のに、荷物は必ずしも必要じゃなかった

去年のことですが、息子の誕生日にスターバックスのカードを送りました。カナダのものを。
荷物を送るより地味だし、包み紙もリボンもないけれど、翌日「今日、友達と誕生日のコーヒー飲んだよ」とメッセージが来たとき、じんわりと嬉しかったんですよね。物理的なものを送った達成感はないけれど、その瞬間に立ち会えたような気がした。
贈り物って、受け取る人の生活の中に自然に溶け込んだとき、いちばん喜ばれるんじゃないかな、と最近思います。
荷物の準備に追われなくていい分、「何が欲しいかな」「今どんな生活をしているかな」と考える時間が増えた気がします。それがかえって、気持ちに近い選択につながっているかもしれません。

まずは「受け取る人が住んでいる国」を起点に考えてみる

海外にいる家族にプレゼントを送ろうと思ったとき、最初に確認したいのは「その人が今、どの国に住んでいるか」です。
  • カナダにいるなら、カナダで使えるカード
  • アメリカにいるなら、アメリカで使えるカード
  • オーストラリアにいるなら、オーストラリアのカード
この順番で考えると、選ぶべきものが自然と見えてきます。
日本からでも、相手の国に合ったデジタルギフトカードを送れるサービスは少しずつ増えています。2026年現在、選択肢はずいぶん広がりました。
「荷物を送るのは大変だけど、何かしてあげたい」——そう思ったとき、ギフトカードという選択肢が頭の片隅にあると、少し気持ちがラクになるかもしれません。
大切な人の日常に、ほんの少し寄り添えるような贈り物を。